ビジネスの商談中に相手をイライラさせてしまう人の特徴

エッセイ

ビジネスの商談中に
相手をイライラさせてしまう人の特徴

 

 

 

商談などの受け答えで相手をイライラさせてしまう人がいます。

何が原因で相手の機嫌をそこなってしまうのでしょうか。

 

一番の原因は相手が一番聞きたいことの答えを最後に話す人です。

 

例えば値上げ交渉の場面を想像してみてください。

 

相手「それで前回の値上げの件だけど、どうにかならないの?」

 

自分「それは実際のところ原材料の高騰しておりまして…………」(説明)

自分「さらに人件費や運送料金も………….」(説明)

 

相手:イライラx1

 

自分「私も会社には掛け合っていますが…………………」(説明)

 

自分「私の考えは……………..」(説明)

 

相手:イライラx5

 

自分「他社さんの製品も値上げしておりまして……………」(説明)

 

相手:イライラMAX5秒前

 

自分「申し訳ありませんが値上げさせてください」(答え)

 

相手:イライラMAX完成!

 

こうなってしまったらこのいいように話はまとまりません。

 

なぜならば相手はイライラしてしまい、この先の提案に対して聞いてもらえる状態ではありません。

同じような経験はありませんでしたか?

【値上げ交渉】は相手にとっても聞きくありませんし、提案するほうもあまり気がのりません。

そのため言いにくいことはどうしても最後に話しをもっていきがちです。

 

それでは同じ場面でも、どうすればよかったのでしょうか。

 

 

幾度となく値上げ交渉をしてきた私の経験をもとにベターな方法を解説します。

 

 

相手「それで前回の値上げの件だけど、どうにかならないの?」

 

自分「その件ですが、やはり値上げせざるおえない状況です」(答え)

自分「申し訳ありません」

 

自分「実際のところ原材料の高騰や……………」(説明)

(説明)

(説明)

 

相手「とは言ってもウチも厳しいんだよ」

 

自分「代案としまして…………………….ならどうでしょう」

 

 

と相手の問いかけに対しの回答を先に話した後に説明をします。

 

最初のパターンだと、

相手は先に長い説明が入り「結局は値上げなの?」「値上げじゃないの?」と、

一番知りたいことを知る事ができずにイライラしてしまいます。

 

2番目のパターンの場合は、

まず値上げになるとの結果を最初に話します。

そうすることにより、この先の話しはお互いの落としどころについて話し合いをすることができます。

こちらのほうがよい商談といえますよね。

 

 

 

次にまったく別のパターンです。

想像をしてみてください。

あなたは就職活動をしていて会社の面接に行きました。

 

後日その会社から結果の連絡がありました。

 

この時に合格・不合格も言ってもらえずに長々と面接について話し始められたらあなたはどうでしょう?

 

きっと頭の中で「結局どっちなんじゃい!」「合否を教えて!」

となりますよね。

 

 

このように答えを求められている場合には、

 

先に答えを伝えることが有効です。

 

特に自分が言いにくいことこそ先に結果から話しましょう。

 

説明や言い訳から入ってしまうと、

その相手の心の門が閉まってしまいます・・・・・・・・・・・・・・・

 

これはビジネス上の会話だけでなく一般的な会話でも同じことが言えます。

 

相手が求めている回答に対しては先に話す。

この習慣を身に付けコミュニケーション能力を高めていきましょう。

 

 

 

以上

 

 

この記事は
出典:人は話し方が9割
著者:永松茂久

 

出典:超一流の雑談力
著者:安田正

 

出典:気まずくならない雑談力 15秒の会話が一生を変える
著者:中谷彰宏

 

 

を参考にさせて頂きました

 

 

 

 

 

 

 

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