コミュ障を克服!雑談や会話で一番大切な「聞き方」「リアクション」を解説

エッセイ

コミュ障を克服!
雑談や会話で一番大切な
「聞き方」「リアクション」
を解説

 

 

 

 

コミュニケーションが苦手な人は、

「話し方」を学ぶよりも「聞き方」を学べば、

コミュニケーションの7割は克服できます。

 

なぜならば聞き方をマスターすると、

相手にとって話しがしやすい空間を提供することができるからです。

 

話しやすい空間を提供できれば、

相手は気持ちよく話しをしてくれます。

 

人は「話しを聞く」よりも「話を聞いてくれる」ことに好印象を持つのです。

 

はじめに「雑談」と「会話」の違い

「雑談」と「会話」には違いがあります。

雑談

 

・人との壁を無くす

・場を和ませる

・初対面での緊張を和らげる

・内容がない話しでよい

・15秒でもよい挨拶のようなもの

「雑談」は「心地よさ」「温かさ」を相手に感じてもうのが目的です。

そのため話しの内容はあまり気にする必要はありません。

 

会話

・雑談よりも深いもの

・内容のある話し

・緊張や壁があると良い会話はできない

・雑談で場を温めてからの話し

・意見交換

・議論

 

「会話」の目的は自分の意見を話したり、

相手の意見を聞いたりする内容のあるもの。

雑談に比べて内容が重要。

 

人とコミュニケーションを取る上で、

先に「雑談」で話しをしやすい環境をつくり、

その後に「会話」で内容のある話しをする感じです。

 

 

 

話しを聞く姿勢

 

話しの聞き方で相手の印象をコントロールすることができます。

 

基本は「あなたに興味がありますよ」と相手に感じてもらうことが大切です。

 

当たり前のことですが、

相手の目を見て話しを聞くことです。

目を見ることが苦手なら顔の全体を見て聞きましょう。

 

以外と多いのですが、

目を見ることが苦手な人は目を見て聞いていると”目が泳ぎはじめます”。

 

これは少し相手からすると違和感を感じるので、

無理をして目を見る必要はありません。

顔の全体を見ましょう。

 

他にカラダを相手に向けて少し前のめりにします。

これが相手に対して「あなたに興味があります」のアピールです。

 

しかし、まだ初対面で雑談もしていない状態では少し距離が必要ですよね。

初対面の人にグイグイこられると人は不快に感じます。

まずは雑談で場をやわらげましょう。

緊張がほぐれてくると相手は共通したサインを出します。

 

 

 

 

他に相手の話しを聞いているときには、

相手の話しを自分の頭の中で映像化してみましょう。

 

映像化することで相手の話しが入ってきます。

そうすれば相手の話しに対して良い質問をすることができるのです。

よい質問ができると相手は

「この人は自分の話しをちゃんと聞いてくれる人だ」と好印象をもってもらえるのです。

 

 

 

リアクションはどうするか

 

話しを聞いているときのリアクションも大事です。

なぜならば良いリアクションが取れていると、

相手は気分がのってきます。

 

絶妙なうなずき

 

「うなずき」にも相手に好印象を与えるテクニックがあります。

ただ単に「ウン、ウン」とうなずくのでなく。

 

うなずきながら「さすがですね」「知らなかったです」などとプラスワンを意識してみてください。

 

会話が得意な人はこれを必ず実践じっせんしています。

 

相手は褒められて悪い気分になる人はいません。

 

無意識にできるくらいに習慣にしてみましょう。

 

 

ボディーランゲージ

 

言葉なしでカラダで表現するのがボディーランゲージです。

ボディーランゲージで相手に好印象を与えることも悪い印象を与えることもあります。

 

基本は自分の腹は相手に向けましょう。

「腹をわって話す」という言葉がありますが、

違う方向にカラダが傾いていたら相手にとっては、

「この人は自分に興味がないのかな」と感じられてしまいます。

 

以外に知られていないのが、

手のひらを相手に見せることです。

 

テーブルごしの会話でしたら手はテーブルに出しましょう。

 

この効果は相手に「安心」を感じさせます。

 

腕を組むのはNGです。

腕組みや足組みは会話中にはあまりいい状態でないことの表れです。

 

相手が腕組みをしていたら、まだあなたを警戒している可能性があります。

 

逆にあなたが腕組みをしていたら相手に、

「この人は何だか警戒しているな」とネガティブな感情を与えてしまいます。

 

雑談・会話では腹を相手に向けて、
手を出し自分がオープンな状態にしましょう。

 

そうすれば相手に心地よい感情を持ってもらい、

結果的に良い会話がができることにつながります。

 

 

 

相手の承認欲求をくすぐるテクニック

 

人はだれしも承認欲求しょうにんよっきゅうをもっています。

承認欲求とは人に認められることです。

自分を認め、受け入れてくれる人には好意を抱くものです。

 

会話や雑談で相手の承認欲求をくすぐると3つのメリットを得ることができます。

 

  1. 場の空気がよくなる
  2. 相手の気分が乗って話しやすい状態になる
  3. 自分を認められたらお返しに相手を認めたくなる

 

 

それではどうすれば相手の承認欲求をくすぐることができるのでしょうか。

 

それは相手の話しに対して”ほめ言葉”を使うのです。

 

「素晴らしいですね」

「さすがですね」

「勉強になります」

 

などです。

人にお世辞せじでも褒められて悪い気分になる人はいません。

褒めて・認めて相手に心地よい気持ちになってもらいましょう。

しかしやりすぎはNGです。

相手が話すたんびに「すばらしいですね」と褒め続けてしまうと、

 

「わざとらしいなーオレをバカにしているのか!」

 

となりかねません。

 

3回うなずき 表情豊かに1回褒めるくらいがちょうど良いでしょう。

 

 

最後にもうワンランク上の褒め方・認め方について解説します。

今までの

「素晴らしいですね」

「さすがですね」

もいいのですが、

工夫すればより一層相手の印象をよくすることができます。

それは普段使わないようなエッジの効いた言葉を使うのです。

 

「目からうろこの話しですね!」

「衝撃的な話しですね、私も使わせてもらいます!」

「素晴らしい考え方ですね。へたすれば天下取れますよ!」

「いやーいつ聞いても話しがおもしろいですね。感動します!」

 

などなど少し歯が浮きそうなフレーズを使ってみましょう。

相手からすると「おっ!!いつもの反応と違うぞ。」となり印象に残ります。

 

食レポ芸人の彦摩呂さんの

「うわぁ、海の宝石箱や~!」

みたいなものです。

印象に残りますね (笑)

 

雑談で相手の意見と違うときの対処法

 

そもそも雑談は議論ではありません。

目的は心地よい場をつくるためのものです。

 

そのため相手との意見と自分の意見が違くても反論する必要はありません。

 

「そうですね。」と意見を合わせるか、

逆にそこから質問で話しを広げることができます。

 

例えば、

「最近のプロ野球はおもしろくないよねー」と相手が話します。

 

それに対して「私はそうは思いません」

 

と返してしまったら相手は「ん!?」となります。

 

この場合は、

 

「そうですよね、テレビで放送していた頃に比べると盛り上がりに欠けますねー」

 

と同調するか、

 

「そうですね、因みにプロ野球はどこのファンなのですか?」

 

 

「そうですよね、他にスポーツは何が好きなのですか?」

 

など相手の話しにからめて質問をして、

話しを広げてみましょう。

 

 

まとめ

 

人生の9割はコミュニケーションです。

コミュニケーションの達人は聞くことの達人でもあります。

 

人は話しをされるより話しを聞いてくれる人に好印象を感じます。

 

話し方を学ぶことも大切ですが、

聞き方を学ぶことはもっと大事なスキルとなります。

 

聞き上手とは相手に話しやすい状態を提供しているのです。

聞き手が相手に良い質問をして、

相手がそれに「答える」そしてまた質問。

まさに聞き手がコントロールしている状態です。

 

良い会話をするには雑談で心地よい空気づくりでしたね。

 

日頃から雑談や会話で相手を主体に考えて、

相手に話しやすい場を提供する。

このことを意識して習慣にしてしまえば、

必ず相手に好印象を与えることのできるスキルを身に付けることになります。

 

 

 

以上

 

 

この記事は

出典:雑談の一流、二流、三流
著者:桐生 稔

 

出典:人は話し方が9割
著者:永松茂久

 

出典:超一流の雑談力
著者:安田正

 

出典:気まずくならない雑談力 15秒の会話が一生を変える
著者:中谷彰宏

 

 

を参考にさせて頂きました

 

 

 

 

 

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